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キッチンリフォームのポイント−吊り戸棚の問題
キッチンの上の方に必ずといっていいほどついている吊り戸棚。
空間の有効利用という発想から生まれたものですが、
これが、人によっては大変使いづらい場合があるのです。
・高すぎて物の出し入れが不便
・扉があいていることに気付かず、角に頭をぶつける
・吊り戸棚の下によくある明り取りの窓は、窓台に物が雑然と並び、
シンクがあるため開けづらく、結局キッチンが暗い
このような、問題を解消する案としてある建築家が以下のような提案をしています。
それは、吊り戸棚の高さを目の高さまで下げた縦長のものにして、
縦長の窓と横並びに配置するという手法です。
・戸棚は使いやすく、収納スペースが減るわけでもなく、頭をぶつける心配もない。
・縦長の窓は採光上有利で、キッチンが明るい。
このような合理的なリフォームも一つには可能ですので、参考にされるとよいでしょう。