快適な住まいと生活Q&Aトップページ > アスベストQ&A > Q:アスベストはなぜ有害なの?
A:アスベストには、劣化しづらいという特性があり、吸い込んだアスベストが肺に刺さり、
長期間にわたり人体に残留するとされています。
残留したアスベストは長い潜伏期間を経て、肺がんや悪性中皮腫を発症すると考えられており、
アスベストの種類により有害性が違うとされています。
実際にイギリスで、アスベストの暴露量と肺がんによる死亡率との因果関係が疫学的に確認されています。
石綿紡績工場労働者(20年以上勤務)の肺がん死亡率は一般住民の13.7倍だったそうです。