快適な住まいと生活Q&Aトップページ > リフォームQ&A > Q:リフォーム・建替えの判断基準は?
A:よく、リフォームの工事費が、建替えの7割程度かかる場合は建替えを選択した方がよいと聞きます。
通常リフォーム工事の単価が新築工事よりも高いため、工事の難易度が高くなるとあっという間に金額が嵩みます。
内外装・設備の全てを更新してないのに、建替えの7割もかかるならいっそのこと・・・というのが一般的な考えでしょう。
減価償却を考慮した資産運用の観点からも、その後の利用年数によっては、7割となるとそのあたりの判断が微妙になるでしょう。
しかし、7割というのは一つの目安であるため、必ずしもそれにとらわれる必要はないと考えます。
・引越しをせずにリフォームができる
・建替えよりも解体材が少なく環境負荷が少ない
・3割の差でも金利まで含めるとやはり金額的に大きい
などの観点を踏まえ、ケースに応じて総合的に判断すると良いでしょう。