快適な住まいと生活Q&Aトップページ > 住まいの法律・近隣トラブルQ&A > Q:住宅の2階に自分で増築したら、役所が突然来た。なぜわかるの?
A:建物の違反をパトロールしている途中で違反が発覚する場合がありますが、違反建築物件数の内、
そのほとんどは、近隣からの通報により発覚するのです。
この事実をあまり知らない方が多く、周囲に配慮せずにプレハブ車庫を建てたり、勝手なリフォームや増築をしてしまうのです。
そうすると、「あの工事は無確認建築ではないか?」「容積率がオーバーしているのではないか?」
「うちの境界線ぎりぎりに物置をつくったが、あれは後退距離の違反では?」など・・・すぐに役所に連絡がいきます。
特に2階の増築は、北側敷地の日当りの悪化に直結するわけですから、良好な人間関係が保たれていない場合は、
北側の住人からすぐに連絡がいくわけです。
そして、通報者は匿名にこだわります。匿名でも、通報の内容から通報者が誰であるかが推測でき、
また、直接言ってこないで役所に通報されたということが余計に住人同志の関係のもつれにつながるのです。