快適な住まいと生活Q&Aトップページ > リフォームQ&A > Q:プレハブ系の工法はリフォームに適さないの?
A:リフォームを考えて工法の優劣をつけるなら、在来軸組工法が一番リフォームしやすいといえるでしょう。
プレハブ系は工期短縮、性能確保という面では長所を期待できますが、壁の移動・撤去・開口部の
新・増設といったことにやはり対応しづらく、リフォーム時の間取りの自由度が低いといえます。
また、プレハブ系は構造上の認定を取得しているため、既存構造に荷重負担を生じさせるような
増改築をするには同一の工法により建てられた場合に限って、構造上の安全性を検証できます。
つまり、新築時と同一のハウスメーカーでしか2階部分の増築リフォームができないということです。
近くの工務店にちょっと2階の小部屋増築を頼んだが、役所でできないといわれたというケースは実際にけっこうあるのです。