快適な住まいと生活Q&Aトップページ > インテリアQ&A > Q:インテリアの内装で落着いた雰囲気にみせる色使いとは?
A:インテリアの内装は、材質や色により雰囲気が大きく変わります。
インテリア内装は材質により受ける印象も異なりますが、標準的な材料を選択した場合、
残るポイントとしては、どういう色にするのかと、色をどう組合せるかがポイントになります。
そのうち、色をどう組合せるかというポイントについて、私が普段用いているオーソドックスな考え方を紹介します。
それは、「下から上に向って色を薄く」です。つまり、床→腰壁→壁→天井の順に仕上げの色を薄くしていくのです。
逆にすると落着かない空間になるのがイメージできるでしょうか。
決して壁よりも天井を薄くしなければならないといっているわけではありません。
同じ色の濃さで問題ありません。この下から上へを基本の流れとして色の濃さを決めるということです。
また、巾木や腰見切り材などのボーダーは見切る面よりも濃い色を使うと締まって見えますので
この流れに従う必要はないでしょう。
こうすることで配色上、落着いた雰囲気のインテリア演出ができるでしょう。